切っても切ってもかまぼこ

ゆとり自営業者の徒然

カンパ制で泊まれる!京都大学吉田寮というカオスな空間




 

以前、京都を旅行した時に京都大学吉田寮に泊まった。

 

吉田寮

 

吉田寮は大正2年にできた築100年以上の日本最古といわれる自治学生寮である。

 

 

京大の中でも中々の特殊なとこらしく、構内で学生に場所を聞いた時「あんなとこに泊まるなんて物好きだねぇ」と言われてしまれ思わず苦笑。

 

レトロな造りで異様な雰囲気を放っていて、ゴミが散乱していて汚く、あまりのボロさにびっくりした。でもそれがまたいい味を出していて、昭和にタイムスリップしたみたいな感覚になる。

 

木造2階建ての120部屋ほどの相部屋で鍵もないとこが多い。ゲーム部屋、麻雀部屋、炊事場、畑などがある。150人ほど住んでいるらしい。鴨川ホルモーや四畳半神話大系のモデルにもなっているそうだ。
 

入寮者は自治活動に参加し、学生だけで運営して基本的に寮内のことは自分たちで解決している。委員会を作って報告し合っていた。半数がアジア系の留学生で、女性の方も住んでいる。

 

 

しばらく大学を散歩したり、寮内を散策。

 

玄関

 

寮の入口。汚れたこたつ。

 

中庭

 

中庭には大量の鶏。他にも猫やヤギ、エミューなど色んな動物がいた。放し飼いである。

 

仮面

 

謎の仮面・・・。

 

ゲーム部屋

 

様々なゲームや漫画等が置いてある部屋。ここのFC版テトリス2が激難。

 

スペース

 

吉田寮の食堂スペース。作業場に使ったり、イベントやライブなどで使用するそう。

 

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夕方散歩から帰ってきたら、優雅なピアノの音が響き渡っていた。玄関に置いてあるグランドピアノを好きな時に弾いていいらしい。

 

 

吉田寮は色んな人が住んでおり、過干渉することのないゆるい雰囲気であった。条件はあるそうだが、寄宿料・光熱費・自治会費含め月2500円で住めると聞いて仰天した。

 

マイペースな人ばかりで、何留もして長年住んでいる人や、休学してずっと吉田寮にいる人、謎の思想を延々と語っている人などよく分からない人ばかりだったが、皆、人間軸を持っているように感じる。カルチャーショックを受け、いい経験になったと思う。

 

深夜まで京大の人たちと色んなことを話したりしてとても楽しかった。日本酒をいただいたり、よくわからない料理を一緒につまんだり。。

 

 

宿泊する人のために情報をまとめておくと

 

  • 学内に大学食堂があるので、朝と昼はここで安く食事が取れる。夜も周りに居酒屋やファミマがあるので食事の心配はない。
  • 大部屋で雑魚寝なので気になる人は向いてないと思う。ベッドはなく汚い敷き布団、枕、掛け布団しかない。気になる人は枕に巻くタオルでも用意しておくといい。
  • シャワーは新棟の方で借りられる。ドライヤーなし。一応近くにも銭湯(平安湯 410円サウナ付き)はある。
  • 当日でも泊まれる?かもしれないが事前に連絡はした方がいい。寮生の方には迷惑をかけないようくれぐれも気をつけること。

 

学生が自分たちで作っている入寮募集のパンフレットはとても面白く、誰でも貰えるそうなのでそれだけでも来た価値があった。

 

吉田寮は老朽化による耐震上の問題で転居・募集停止を求められたりしていて、補修するかどうかで大学側と論争中だそうだ。建築物としても歴史的な価値があるものなので、良い形で残ればいいなとは思う。2017年執筆現在も募集は通常通り行われている。
*2018年 吉田寮が潰れる可能性あり。見学したい人は早めに行こう。
 

安旅行を計画している人、入寮を考えている受験生などは一度訪れて見るのもいいかもしれない。行ってみないと分からない魅力があるだろう。

 

追記:吉田寮からの情報

吉田寮は宿泊できます。以前は1泊200円でしたが、今は任意のカンパ制になっています。一応屋根と布団はありますのでどうぞ。ただし新入寮生が大部屋を使っている時期など、宿泊不可の場合もあります。詳しくは直接吉田寮(電話:075-753-2537)にお問い合わせください。

 

 

 

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